今回は、「キャバクラの黒服はモテる!」をテーマにお送りしたいと思います。
白いワイシャツに黒のネクタイを締め、同じく黒のベストやスーツを着こなすキャバクラのスタッフ。
その見た目から通称「黒服」とも呼ばれる彼らは、実生活において、恋人に不自由しない“モテ男”である場合が多いといわれています。
なぜ、そのようなことになっているのでしょうか?
以下に理由をまとめてみました。
女性に慣れている
モテる男になるためには、何といっても「女性に慣れていること」が最低条件です。
向かい合ってもまともに目を合わせられず、口を開けばオロオロしてしまう……そんな男性は、恋愛対象として論外。
絶世の美少年なら「可愛い」と思われるかもしれませんが、そうでなければ「キモい」の一言でおしまいです。
一方、キャバクラで仕事をしていると、否応なく女性と関わることになります。
しかも、キャバクラに入店するレベルのルックスやスタイルに恵まれた美女と!
彼女たちと日常的に挨拶を交わしたり、協力してお店を盛り上げたりするうちに、たとえ女性に免疫がない人でも自然と慣れていくことができるでしょう。
“優雅な身のこなし”を習得する
キャバクラの黒服には、迅速でしかも見苦しくない身のこなしが求められます。
さりげなく席に近寄ってテーブルの灰皿を交換したり、ボトルやグラスをのせたトレンチ(お盆)を片手で支えてスピーディに動き回ったり……無駄なくさまざまな業務をこなす必要があります。
未経験の方は、最初のうちはまごついてしまうことがあるかもしれません。
しかし、キャバクラという環境で鍛えられているうちに誰もが自然に優雅な“トレンチさばき”を身につけ、ほれぼれするような身のこなしができるようになります。
ここで身につけた技術は、日常生活でも活かすことができます。
ルックスに自信がない方も、キャバクラで鍛えた無駄のない“カッコイイ動き”で女性のハートをつかむことができるようになるでしょう。
度胸がつく
キャバクラには、日々多くのお客様が足を運びます。
中には、少々酔いが回って気が大きくなってキャストに絡んだり、大声を出したりする人もいるでしょう。
そんなお客様に対応するのもボーイの仕事です。
キャストをかばいつつ、丁寧に、しかし毅然とした態度でのぞむ必要があります。
最初のうちは尻込みしたくなることもあるかと思いますが、先輩のボーイにサポートしてもらったり協力してもらったりしながら対応するうちに、慣れてくることでしょう。
こうして身につけた度胸は、日常生活でも活かすことができます。
キャバクラでは、ボーイとして入店して仕事ぶりを認められれば「マネージャー」に昇格することができます。
このポストを経験した男性は、“最強のモテ男”になることができるといわれています。
マネージャーとは?
「マネージャー」の業務は、キャバクラにおけるさまざまな「マネージメント(Management=管理)」です。
特に中心となるのは、キャストとして働く女性の管理。
マネージャーひとりにつき複数のキャストを担当し、彼女たちのシフト管理やメンタル管理などを行います。
シフトを調整し、彼女たちに支払うお給料の額などを管理。また、彼女たちが働き方や人間関係に悩んでいる場合は相談に乗ったり、アドバイスをしたり、言われる前に察して声をかけたりします。
特に「察すること」は、マネージャーとして働くうえで重要なポイントです。
男性なら覚えがあると思いますが、女性の中には、悩みをあえて言葉にせず「察して欲しい」と考える人が少なくありません。
そして、何も言わなくても察してくれる男性に対して信頼感を持ちます。
そんな女性を相手にするわけですから、言動や態度にさりげなく目を配り、適切なタイミングで声をかける必要があります。
マネージャーがモテる理由
さて、以上のような仕事をするマネージャー。
彼らが“モテ男”である理由は、まさしく「察すること」ができるからだといえます。
心がいちばんしんどいとき、こっちから言葉にして訴えかけなくても察して声をかけてくれる……そんな男性は、女性から見ると魅力的です。
男性だって、そんな女性がいればキュンとしてしまうことでしょう。
もちろんキャバクラのマネージャーがキャストの心身に気を遣うのは“お仕事”ですが、長くその仕事をしているうちに、実生活でも身近な女性に対して気遣いの心が生まれます。
「こいつしんどいのかな」と思ったらさりげなく声をかけ、女性ならではの長い話に根気よく耳を傾け、ちょっとしたワガママは広い心で受け入れる、そんな男性になることができます。
こうして、ごくごく自然に“モテる男”になることができるのです。